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鑑賞プログラム
山椒魚
多様性への理解を深める、異質なものとの出会い
内容
「穴に潜ってうっかり2年を寝過ごした、肥えた体は既に穴から出られない、このまま一生を終えるのか。名作「山椒魚」を土台に、その前後日談を戯曲に仕上げた、虚飾の無い感動の心理劇。強者であり賢者の山椒魚は、ひょっこり現れた莫迦な蛙と、かみ合わない会話を重ね、愛憎を超えた究極の生涯を全うする。ラストシーンの美しさは原作を更に引き立てる快作。」
実施要件
対象 | 小学生以上 |
会場 | 演技スペース4m×4m以上+客席 |
最大参加人数 | 500人 |
準備 | 約4時間 (体育館や音楽室、講堂、フリースペースに照明やセットを組みます。) |
上演 | 約30分 |
片付け | 約90分 |
感想
中学生
・サンショウウオが始めカエルの命を重く考えていなかった結果、自分に天罰が下ったのでしょうか?だから相手のことを考えるようになったのだと思います。
・サンショウウオはとても意地悪でしたが、最後にはカエルに言葉を教えていて、人が変わったかのように優しくなりました。
・人は過ちを犯しますが、いつか気づいて優しくなっていく。人は変わることができる。僕も人や友人にとてもきつい口調でものを言ってしまうことがあるので、気をつけたいです。
・大きな動きがあったり、時間経過や小ネタなどのギャグテイスト、さらに大人にも子供にも楽しめる言葉、雰囲気、分かりやすさにも、この劇の素晴らしさを感じることができました。
・体育館中に響き渡る大きな声、その役になりきった迫力ある演技、一つ一つのセリフ毎に変わる多彩な表情、少しの動きからも伝わる力強さ、全てにおいて私は驚きとともに感動を覚えました。