-
体験プログラム
絵本の中に入ってみよう「あらしのよるに」
違いを認めて友達になる劇遊び
絵本「あらしのよるに」を題材に、「違いを認めて友達になること」を体験する劇遊び。10分程度プロのお芝居を観たあとは、俳優の動きや声をまねする「まねっこ」遊びで嵐を作り、動物になってみる「まねっこ動物」で、ヤギとオオカミがどうやったら友達になれるのか、劇遊びをしながら考えます。
内容
1 準備体操
演劇で大切な
・相手の目を見て言葉を渡す
・真似をして動いてみる
を、演劇的手法を用いたゲームで体験いただきます。
2 鑑賞ワーク
絵本”あらしのよるに”をプロの俳優が布を使って、15分程度の演劇を鑑賞します。
絶対に友達になれないはずの「ヤギ」と「オオカミ」が友達になる過程を描きます。
ふだん生活の中で見たり使ったりしている「布」を使い、嵐・雨・雷などを表現する役も見どころの一つです。
3 メインワーク
「ヤギ」「オオカミ」に実際になりきってみて、出自の違う生き物が「友達」になるためには何が必要なのか?ということをテーマに友達の作り方を体験していただきます。
実施条件
対象 | 3歳以上 |
会場 | 参加者全員が横になれる広さ |
最大参加人数 | 60人 |
準備 | 約75分 |
上演 | 約45分 |
片付け | 約10分 |
感想
先生
・休み時間にオオカミになったり、ヤギになったりと、自分たちで工夫して演技している姿が見られました。
・お祭りに向けてのダンス練習をしていた2年生男子が、それまでは消極的な踊りをしていたが、派遣事業を境に自信を持って自分を表現できるようになりました。
・自分の考えや思いをうまく表現したり、伝えたりすることが苦手な男子が、自由にのびのびと活動したり話したりしていた。
・日常の生活や子ども同士の関わりの中では、なかなか得ることが出来ないし、施設の職員だけでもやはりできない体験を子どもと共有することができました。