人との違いを認めて活かす、「多様性」をテーマにした劇遊び
絵本「あらしのよるに」を題材に、「違いを認めて友達になること」を体験する劇遊び。10分程度プロのお芝居を観たあとは、俳優の動きや声をまねする「まねっこ」遊びで嵐を作り、動物になってみる「まねっこ動物」で、ヤギとオオカミがどうやったら友達になれるのか、劇遊びをしながら考えます。
演劇で大切な
・相手の目を見て言葉を渡す
・真似をして動いてみる
を、演劇的手法を用いたゲームで体験いただきます。
絶対に友達になれないはずの「ヤギ」と「オオカミ」が友達になる過程を描いた絵本
「あらしのよるに」を、プロの俳優が10分程度の演劇作品として上演。
「布」を使い、嵐・雨・雷などを表現するのも見どころの一つです。
劇あそびの中で「ヤギ」「オオカミ」になりきって、違う生き物が「友達」になる方法を探り、実践してもらいます。
俳優さん演じる弱いヤギが、子供たち演じる強いオオカミを怖がる様が面白かったようです。実施後もオオカミになったり、ヤギになったりと、自分たちで工夫して演技している姿が見られました。
実施中、自分の考えや思いをうまく表現したり、伝えたりすることが苦手な男子が、自由にのびのびと活動している姿に驚きました。また、ダンス練習に消極的だった2年生男子が、実施を境に自信を持って自分を表現するようになりました。